尾張旭の「おいしい紅茶の店」が、凄いお茶を見つけちゃいました。
紅茶でも烏龍茶でも無い新しい発酵茶「凍茶:とうちゃ」!
紅茶や烏龍茶は「発酵茶」という分類に入るお茶です。
そして緑茶は、「不発酵茶」と呼ばれるお茶の種類なんですね。
「お茶の発酵」はお酒やヨーグルトなんかの発酵とは違って、微生物が関係してない特殊な発酵なんですが、この「凍茶」は今までに無い製法で作られたお茶なのです。
それもなんと、「愛知県」が開発したお茶なんです。
「愛知県内の農家が」とか「愛知県の○□会社が」ではなく、愛知県自体が開発したという凄いお茶!
「あいち産業科学技術総合センター 食品工業技術センター」という愛知県の研究所が開発した、全く新しいお茶なのです。
何が新しいかと言えばその製茶方法です。
紅茶や烏龍茶は、発酵を起こさせるために揉む(揉捻)工程が必須でした。
でもこのお茶は揉んでないのです。
世界初めての、「揉まない発酵茶」それがこの「凍茶:とうちゃ」です。
「冷凍発酵製法」、もしくは「冷凍発酵製茶法」と呼ばれるこの新しいお茶は、世界中で愛知県の安城市でしか作られていません。
そんなレアな、そんな珍しい「凍茶」が尾張旭市で飲めるようになったのです。
世界中でお店で飲めるのは、今のところ尾張旭市だけ。
凄いでしょ。
世界中で尾張旭市でしか飲めない(2012.8.15現在)お茶ですから、「あさティー」と名前を付けました。
そして報道陣向けの記者会見までしてしまいました。
揉んでないですから、茶葉の形は、「枯葉」にそっくり!
でもお茶なんですね。
抽出したお茶の見た目は紅茶そのもの。
でも飲んでみると、どことなく日本茶の風味を持っています。
これは紅茶や烏龍茶の工程にある「萎凋:いちょう」という工程が無いからなんだそうです。
そのあたりが「紅茶でも烏龍茶でも無い」所以。
この世界でも尾張旭でしか飲めない貴重なお茶は、2012年8月現在、このお店で飲むことが出来ます。
提供店
レストランスカイワード | 8月18日より | 販売も予定 |
茶人館 ぶら坊 | 8月12日より | 販売も予定 |
夢乃舎(ゆめのや | 8月21日より | 販売 未定 |
ハンプティ ダンプティ | 8月12日より | 販売も予定 |
TEAS Liyn-an | 8月12日より | 販売も予定 |
シュラブ | 8月17日より | 販売も予定 |